この記事ではブロックチェーンネットワークの1つであるMoonbeamをMetaMaskに追加する方法について解説しています.
新しいブロックチェーンネットワークであるMoonbeam.
ここ数か月でMoonbeamを使ったゲームが少しづつ増えてきており,開発者側にとって使いやすいブロックチェーンネットワークであれば今後も増えていく可能性が高いです.
ということで今後MoonbeamをMetaMaskに追加する必要性も出てくるかと思いますので,その方法を解説していきます.
[st_toc]NFTゲームを始めるには?
まず,Moonbeamに関する説明の前にNFTゲームをはじめてやる方はここからお読みください.NFTゲームを始めるまでに必要な準備をまとめて書いてあります.是非参考にしてみてください.CoincheckやBinanceの口座を持っていて始め方もわかるという方はここは読み飛ばしていただいて結構です.
また,Moonbeamの追加方法だけわかればいいという方もここを読み飛ばしていただいて結構です.
NFTゲームは普通のゲームと違ってお金(暗号資産)を稼ぐことができるので,始めるために必要な手順が異なります.
始めるまでの流れは以下の通りです.
プレイするまでの流れ
- 暗号資産の国内取引所の口座を開設
- 暗号資産の海外取引所の口座を開設
- 国内口座から海外口座へ送金
- 海外口座から暗号資産ウォレットへ送金
- NFTゲームへアクセスし,暗号資産ウォレットと連携
- NFTゲームのアカウント登録
- ゲームを始めるためのNFTを購入する
- ゲームスタート
NFTゲームで稼ぐにはこの手順を踏む必要があります.特に1~5は稼ぐためには必ず行わなければならないプロセスなのでまだ暗号資産の国内外の取引所の口座を開設していない方は先にやっておきましょう!
国内の暗号資産取引所でオススメなのはCoincheckです.
Coincheckは2012年からこの暗号資産の業界に入っており,ダウンロード数も1位でデザインも見やすくわかりやすいのが特徴です.
口座開設には数日かかるので,NFTゲームで稼ぎたいという方やいろんなNFTゲームで遊んでみたいという方はまず先にCoincheckの口座開設から行いましょう.上の画像からCoincheckのサイトにアクセスできます.
また,下の記事でもNFTゲーマー向けにCoincheckの口座開設から海外の暗号資産取引所口座への送金方法までNFTゲームをする上で欠かせないアクションをやさしく丁寧に解説しています.NFTゲームを数多くプレイしている私の視点からCoincheckでやるべきことをNFTゲーマー向けにまとめて書いてありますので,是非参考にしてみてください!
海外の暗号資産取引所でオススメなのはBinanceです.NFTゲーマー向けのBinanceの口座開設から暗号資産ウォレットへの送金方法に関する記事は下にありますので,Coincheckの登録が終わった方は下の記事からBinanceの口座開設を行い,次のステップに進みましょう!
Moonbeamとは?
MoonbeamはMoonbeam Fundationが2022年1月11日にローンチしたブロックチェーンネットワークです.
ブロックチェーンネットワークはNFTゲームをプレイする私たちには大きくは関係ないです.
ゲーム開発者がブロックチェーンの部分を開発するときに今よりも簡単に行えるように生まれたという経緯があります.
Moonbeamの特徴
- イーサリアムとの互換性
Moonbeamはイーサリアムとの互換性と相互運用性の両方を目指しています.
まだ未実装ですが,MoonbeamにERC-20トークンなどを統合ブリッジとして準備することでイーサリアムメインネットとの間での移動がスムーズになります. - Polkadotの最大エコシステム
イーサリアムと互換性があることによってMoonbeamで構築されているプロジェクトはすでに100以上存在しています.
代表的なサービスで言えば,MetaMask,ANY SWAPなど暗号資産ウォレットやスワップサイト,DeFi,DApps,NFTs,Dev Tools,Tokenなど多くのサービスですでに利用されています.
まだまだ新しいブロックチェーンネットワークなのでこのMoonbeamを使ったNFTゲームはあまり出ていません.
私が普段NFTゲームを探しているDapp Radarというサイトによると,2022年12月22日現在でMoonbeamを利用したNFTゲームは6種類となっています.
Moonbeamを使ったNFTゲーム
- The Great Escape
Moonbeamの最初のNFTゲーム.フルーツを借りながら進みポイントを稼ぐ横スクロールゲーム. - Blockchain Monster Hunt
ポケモンGOにインスパイアされたマルチチェーンゲーム. - Exiled Racers
NFTアートコレクションがメインのレーシングマネージャーゲーム. - LAMDAMOON METAVERSE
月が舞台のUnreal Engine 5を搭載した高グラフィックNFTゲーム. - Lokian Monsters
神話上の生物のトレーディングカードNFTゲーム. - Moonscape
遠い未来を舞台にしたシミュレーションリソース管理NFTゲーム.
MetaMaskの登録方法
まだMetaMaskを持っていない方がいたら,下の記事でMetaMaskの登録方法をやさしく解説していますので参考にして作ってみてください.
MetaMaskはサポートされているNFTゲームが多く,今後NFTゲームをプレイしていくうえで絶対に必要になるサービスだからです.私は今まで30種類以上のNFTゲームをプレイして記事で解説していますが,MetaMaskがサポートされているゲームは非常に多いです.
ということでオススメしているMetaMaskの作り方を以下の記事で紹介しているので,是非参考にしてみてください!
そもそも暗号資産ウォレットがわからない方もその説明もしていますのでそちらもお読みください.MetaMaskは多くのNFTゲームをプレイするのに必要ですし,ゲーム以外にもデジタルアートやアイテムを購入できるOpenSeaというNFTマーケットプレイスでも必要になってくるので登録しておくと非常に便利です.
MetaMaskの登録が終わった方からMoonbeamの追加方法に移りましょう.
Moonbeamの追加方法
Moonbeamの追加方法を見ていきましょう!
MetaMaskにMoonbeamを追加するまでの流れ
- MetaMaskを開く
- ネットワークを追加をクリック
- 手動で追加を選択
- URLや通貨記号,チェーンIDなどを入力し,追加完了
以上です.めちゃくちゃ簡単です!
MetaMaskを開く
まずはChromeの拡張機能からMetaMaskを選択してMetaMaskを開きましょう.
別のブラウザでもアプリ版でもやり方の流れは同じですのでどのプラットフォームでも大丈夫です.
MetaMaskを開いたらまずはパスワードを入力してロックを解除しましょう.
パスワードはMetaMask登録時に設定したものです.忘れてしまった場合は「パスワードを忘れた場合」からパスワードの再設定を行いましょう.
ネットワークを追加する
MetaMaskへのログインが完了したら,ネットワークを追加していきます.
上のブロックチェーンネットワークの部分をクリックしてください.
するとネットワークの選択画面になります.
その選択画面の下の方に「ネットワークを追加」と出てくるのでそこをクリックしてください.
すると,これまで小ウィンドウで開かれていたMetaMaskが新しいタブとして全画面で出てきます.
手動でネットワークを追加する
新しいタブが開かれて上のような画面になります.
これはMetaMaskの設定画面で,Aurora MainnetやOptimismなどのメジャーなネットワークは一覧で表示されているので右側の追加をクリックすればすぐに追加できます.
しかし,今回紹介しているMoonbeamに関しては新しいネットワークということもあり,この一覧には表示されていません.
こういったメジャーではないネットワークを追加する場合はすべて,一番下にある「ネットワークを手動で追加」から追加することができます.
今回も「ネットワークを手動で追加」していきますので,クリックしてください.
URLやIDなどを入力する
「ネットワークを手動で追加」をクリックすると,上のような画面になります.
ここでは,ネットワーク名やRPC URL,チェーンID,通貨記号,任意でブロックエクスプローラーのURLを入力する必要があります.
Moonbeamの場合は上の画像のピンクの文字で書いてありますが,この記事を読んでいるデバイスによっては見づらい可能性もありますし,何よりコピペで貼れないので下に改めてまとめます.
Moonbeamを手動で追加
- ネットワーク名:Moonbeam
- RPC URL:https://rpc.api.moonbeam.network
- チェーンID:1284
- 通貨記号:GLMR
- ブロックエクスプローラーのURL:https://moonscan.io
上の5つの項目を入力したら,右下にある「保存」をクリックしてください.
するとMetaMaskを使用して接続と出てきますので,「次へ」をクリックしてください.
そのあとに自分のMetaMaskアカウントに接続と出てくるので「接続」ボタンをクリックしてください.
接続をクリックしたら上の画像のように0 GLMRという感じでMoonbeamのネットワークとGLMRトークンが同時に追加されます.
これで,MetaMaskにMoonbeamを追加できました!
ここまでお疲れ様でした!
Moonbeamの追加方法のまとめ
- MetaMaskを開く
- ネットワークを追加をクリック
- 手動で追加を選択
- URLや通貨記号,チェーンIDなどを入力し,追加完了
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