この記事ではHangoutの始め方や遊び方を解説しています。
2022年3月30日にローンチされたばかりの2Dドット絵のメタバース系NFTゲーム、Hangout。
自分のアバターやオリジナル空間を作成できる，どうぶつの森に近い今後大注目のゲームです！
Hangoutとは？
Hangoutは2022年3月30日にリリースされた2Dドット絵のメタバース空間でどうぶつの森のようにオリジナルのアバターや空間を作成したり，オンライン上で世界中のプレイヤーと交流できる大規模マルチプレイヤーオンラインRPG（MMORPG）です．Web3.0 ベースのメタバース内の9つの異なる大陸（ベースになるブロックチェーン技術が異なる空間）でさまざまな社会的交流，ビジネス，エンターテイメントのアクティビティを楽しみながら，ゲーム体験を構築，NFTの所有，収益化まで行うことができる正真正銘のNFTゲームです．Hangoutのオプションは無限大なので，例えば同僚とオンライン会議をしたり，他のプレイヤーとNFTを見せ合ったり，ゲームをプレイしたり，ただ単純に集まってたむろしたりプレイヤーの自由な発想で現実世界と同じような体験をすることもできます．
Hangoutの開発者はHangout上でレジャー，新しい発見，企業のユニークなバーチャルライフスタイルまで実現できるとアピールしています．
つまり，仮想空間上で現実世界と並行的にもう一つの人生を楽しむことができてしまうというわけです．
Hangoutのメタバースは9つの別々の地域から構成されているモヒート大陸が舞台で，ユーザーはその巨大なモヒート大陸内を探索します．2022年10月20日時点では9つの地域のうち1つしか解放されていませんが，1つだけでもかなり広い印象です．ユーザー数がもっと増えていくにつれてどんどん土地が解放されると思われます．
また，Hangoutのメタバースは区画ごとに区切られており，プレイヤーは土地NFTを購入することもできます．2022年4月に行われた最初の土地販売では600区画が売りに出されましたが，即完売だったと公式Twitterにありました．かなり注目度は高いメタバースかもしれません．NFTの土地はプレイヤーにゲーム内の土地の完全な所有権を与えるため，非常に価値があります（ゲーム内の土地には限りがある＝現実と同じ原理で価値が上がる）．今後も土地販売は行われますので情報が入り次第，追記していきます．ここまで人気なので1区画くらい持っていて損はなさそうな印象ですので，私も土地購入にチャレンジしてみたいと思います．
現在はブラウザ版のみローンチされていて，後ほど下の章で詳しく説明しますが，MetaMaskなどの暗号資産ウォレットを持っていれば簡単に遊ぶことができます．
DappRadarというNFT Gameの統計サイトによるとHangoutは2022年10月20日時点で5,432人（直近30日間）で，アクティブユーザ数を見てみるとここ10日間くらいで100倍以上に急増しています．公式Twitterによると10月8日にロボットNFTが導入されたのと，10月8日～12日までの期間限定でCassava AfriMythのアバターを登録して作成すると先着2,000名に報酬を与えるキャンペーンを実施したからと推測できます．その他にもゲームに関する新たな情報が発信され，期待値が高まったことでユーザー数が急増していると考えられます．アクティブユーザー数が2,000人前後なので次回の土地開放時にはさらに熾烈な争いが予想されます．
ブロックチェーンとNFTの機能を活用することで、これらの問題を解決し、プレイヤーがゲームで獲得または購入した資産に対する真の所有権をプレイヤーは得ることができます。ゲームアイテムはNFTであるため、ゲームの内外で暗号資産として価値があります。
すなわちHangoutもPlay to Earn（遊んで稼ぐ）ゲームということになります！
Hangoutの始め方
さっそくゲームの始め方を見ていきましょう！
Hangoutを始める手順は非常に簡単です．
プレイするまでの流れ
- 公式サイトへアクセス
- 暗号資産ウォレットと連携
この2ステップだけです！
MetaMaskを持っていれば簡単に始めることができます
公式サイトへアクセス
公式サイトへアクセスすると上の画面になります．
右上にPlayのタブがありますのでそこをクリックしてください．
暗号資産ウォレットとの連携
次に暗号資産ウォレットとの連携に移ります．
Hangoutで連携可能な暗号資産ウォレットはMetaMaskになります．
もしまだ暗号資産ウォレットを持っていないという方は，これからNFTゲームをやるうえで頻繁に使うことになるMetaMaskの作成をおススメします．MetaMaskの作成方法については以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてみてください！
暗号資産ウォレットMetaMaskの作成が終わったら、先ほどの画面に戻ってスペースキーを押してMetaMaskとの連携を行いましょう．
すると別ウィンドウでMetaMaskが開きますので，先ほど設定したパスワードを入力して連携に移ります．連携は基本的には青いボタンをクリックしていけば連携できます．
連携が終わると自分のアバターを十字キーで動かせるようになるので，右側にあるイスまで行くとゲーム開始になります．
ここまでお疲れ様でした！
前に紹介したEra7:Game of TruthやUltimate Championsと比べると、アカウント登録だけでなく新たに暗号資産Walletとの連携が加わったことで一気にNFTゲーム感が出てきました。まだまだ簡単なほうなのですが...
NFTゲームは始めるのにハードルが高いものが多いので、詳しい説明がないと始めるまでに挫折してしまう方が多いんです。
今後も、始め方の部分は特に丁寧に説明していきますのでよろしくお願いします！
Hangoutのゲームシステム
先ほども説明した通り，Hangoutはメタバース空間でオリジナルのアバターや空間を作成したり，オンライン上で世界中のプレイヤーと交流できる大規模マルチプレイヤーオンラインRPG（MMORPG）です．メタバース内の9つの異なる大陸でさまざまな社会的交流，ビジネス，エンターテイメントのアクティビティを楽しみながら，ゲーム体験を構築，NFTの所有，収益化もできるNFTゲームです．
Hangoutの基本プレイ
- オリジナルアバターの作成
- オリジナル空間の作成
- 土地の購入
- クエスト
Hangoutは自由度が高いゲームなので他にもできることはたくさんあるそうですが，現時点で私がプレイしてみてできそうなのは上の4つです．
オリジナルアバターの作成
アバターの作成は専用のソフトを使うことで作成できます．
オススメはSpineというソフトで2Dのアニメーションゲームでよく使われるソフトです．
アバター作成には条件があります．
アバターの条件
- アバターの寸法
高さは62～66ピクセル，幅は64ピクセル以内に収めなければならない． - ボディパーツに名前を付ける（任意）
アバターのボディパーツに名前を付ける場合は各パーツを区別するために，文字と数字でボディパーツに名前を付ける必要がある．例えば，手，目，体，右腕，左腕など． - スケルトンアニメーション（アクション）の定義
アバターごとに少なくとも2つ以上のアクションを定義する必要がある．立っている状態と動いている状態のアクションの2種類は必ず作らなければならない．また，アクションの名前は小文字と数字，ハイフンのみ使用できる． - スケルトンのファイル名
スケルトンの名前はアバターの名前と同じにする必要がある． - ファイルの形式
フォーマットを「JSON」にし，「Pack」にチェックを入れる．エクスポートプロセスが完了すると，アバター名のフォルダが作られ，その中にatlas, json, pngファイルが含まれている．
オリジナル空間の作成
アバターだけでなく，部屋も作成することができます．
空間作成の条件
- 床
床は32×32ピクセルの反復可能なパターンを使用する必要がある． - 壁
壁の高さは160ピクセルが推奨されている． - アイテム
アイテムサイズは128×128ピクセルを超えないようにすることが推奨されている - 配置
全てのコンポーネントを32×32ピクセル単位で配置して，基本的には部屋の完成
ここから下は詳細設定です．
- アクセス不可能部分
32×32ピクセルの赤い正方形を使用して，マップのアクセスできない部分を設定可能．
ブロック部分の配置は床配置の座標と完全一致している必要がある． - バースポイント
バースポイントはプレイヤーがスペースに入った時に最初に現れる位置．
推奨サイズは96×128ピクセル． - テレポーテーションポイント
テレポーテーションポイントはバースポイントとは逆に，プレイヤーがスペースから離れるときに移動するために必要な位置（玄関のような）で，推奨サイズは64×128ピクセル． - NPC
NPCの設定は必須でない．NPCを配置する場合には正しい位置にアバターを配置し，NPCの名前とアバターファイルの名前を指定する必要がある．
土地
Hangoutには9つの異なる大陸プレートで構成されるモヒートと呼ばれる大陸があり，各プレートは固有のブロックチェーン（Ethereum，BSC，Polygonなど）に対応し，さまざまな地理的特徴があります．
シーンとプロット
Hangoutチームとプレイヤーの両方がカスタマイズできる LAND はマップ上で「シーン」と呼ばれます．一般的にシーンは「Reserved Scene（予約シーン）」と「カスタマイズシーン」に分けられます．
「Reserved Scene（予約シーン）」はHangoutが公共インフラを構築したり，Hangoutのパートナー企業に提供したりするためのものであり，非売品です．
「カスタマイズシーン」はプレイヤーが購入してカスタマイズすることができ，プレイヤーはそれらの LAND の真の所有権を持つことができます．カスタマイズ可能な各シーンは，個々の家番号（ID）を持つ異なるサイズの 16 区画で構成されます．
重要なのはHANGOUT LAND が標準の ERC-721 アセットであることです．したがって，自分のLAND資産を完全に自由に取引できます。LAND アセットを所有するということは，LAND の屋外スペースの所有権，屋内スペースの装飾をカスタマイズする機能，および特別なゲーム機能 (音楽の再生、ゲーム ミッションの作成など) も提供されることを意味しており，楽しい機能がたくさんあります．
特にHANGOUT LAND は独自のスペースでプログラム可能なため，ブロックチェーンプロトコルの開発経験がある場合はプロトコルをHangoutに統合して，このスペースをオンラインオフィスや応接室にすることも可能です．
計画スキーム
現在はイーサリアムフラットランドのみが解放されており，モヒート大陸の最初のプレートとなっています．
イーサリアムフラットランド
- シーン総数：369（シーンごとに16プロット＝計5,904プロット）
- Reserved Scenes：72（1,152プロット）
- Customizable Scenes：297（4,752プロット）
LAND初売り：47 Scenes
イーサリアムフラットランドでの最初のLANDセールは2022年5月に行われ，すべて完売しています．
参考までにその時，販売されていた土地のサイズと価格は以下の通りです．
- スーパーラージ：0.25 ETH（約19.4万円）
- グランデ：0.13 ETH（約2.5万円）
- スタンダード：：0.09 ETH（約1.75万円）
今後，伸びていく可能性は高いですが，初期投資にしてはやや高額です．
LANDの購入方法を説明します．
ポイント
- 公式サイトにログイン
- MetaMaskに接続し，ネットワークをイーサリアムに変更する（青いボタンをクリックすれば勝手になります）
- WebサイトのMap（地図）を開き，緑色のシーン（購入可能）を選択
- 取引完了後，OpenSeaのサイトで自分のLAND資産を確認
クエスト
Hangoutではクエストがあり，公式サイトの上のタブにWorldQuestsがあるのでクリックしてください．
クリックすると，デイリークエストを確認できます．
デイリークエスト情報
- タイトル：クエストのタイトルが表示
- Hangout Points：クエスト完了報酬
- クエスト説明：ポイントの下にクエストの説明文が書かれている
- エリア：ShipFallenなどクエスト発生エリア
- NPC：クエストを持っているNPC
- 座標：クエストを持っているNPCがいる座標
クエストはNPCに近づいてクリックすることでクエストの詳細が表示され，Acceptをクリックするとクエストが受注されます．
右側には受注したクエスト一覧が表示されているので，忘れてしまった場合はクリックすると詳細を確認することができます．
基本的にクエストは別のNPCを探して話しかけると完了になるので，エリアを往復してれば見つかります．
Hangoutの評価
Hangoutを実際にプレイしてみての評価は
| 項目 | 評価 |
| 始めやすさ |  |
| ゲームの面白さ |  |
| 無課金での稼ぎやすさ | 未検証 |
| 課金時の稼ぎやすさ | 未検証 |
です。私はMetaMaskのアカウントを持っていたので暗号資産ウォレットとの連携は簡単にできましたが，持っていない場合は登録から入るので若干面倒です．それ以外に関しては非常に簡単に始めることができますが，チュートリアルがないため最初は何をすればいいかよくわかりません．
ゲームの面白さに関しては，執筆時点では正直微妙です．クエストも基本的にはNPCに話しかけて別のNPCを見つけて話しかけるだけでクエストクリアになるので，先日紹介したFancybirdsじゃないですけどゲーム内容はシンプル過ぎるほどシンプルです．ゲーム内容がこのまま進化しなければゲームの人気が出ず，もしLAND NFTを購入したとしても買値より価格が下がってします可能性もあります．ですので，ゲーム内容が充実してくれば稼げる可能性も出てくるかなと思います．
無課金での稼ぎやすさに関しては，ゲームトークンが上場してないっぽいので価格がわかりません．ゲーム内容もそろってないですし，トークンの準備もまだできていないのかもしれません．デイリークエストの報酬でもらえるポイントとの関連もわからないので稼ぎやすさに関しては現時点では判断できません．
課金時の稼ぎやすさも前述の通りです．トークンが上場して，ゲームの人気が出れば課金して検証する可能性もありますが，このゲームに関しては課金しない可能性の方が高いのでご了承ください．
このサイトではNFTゲームに関する有益な情報を発信していきますので、応援していただけたら嬉しいです！
また、YouTubeでもNFTゲームに関する様々な検証動画を発信していますので、そちらの方も見ていただけると大変喜びます！
よろしくお願いします！
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